FrontWing グリザイアの迷宮 感想 2/24日に発売された「グリザイアの迷宮」のカプリスの繭(雄二過去編)のプレイが終了したので軽く内容のまとめと感想を。※ネタバレを含みます。文才の乏しい文章でも構わない方はどうぞプレイ時間は9時間ほどでした。体験版でプレイした場所はスキップしたので、体験版分(2時間ちょい)を合わせると合計で11時間くらいですかね。私は読むのが遅いので、他の方はもっと早いかもしれません。このシナリオは、おそらく楽園に続く話で迷宮では15章までプレイできました。Hシーンは3回 (幼少期)一姫、麻子、JB、それぞれ1回ずつ。内容内容ですが、雄二が昇進試験を受けるために調査書として自分の過去をまとめたものをJBへ提出し、それを二人で回想していく感じです。このころメインヒロイン5人は、幸が雄二の部屋のゴミ箱から発見した調査書の下書きから同じように雄二の過去を知っていく感じです。初めは、一姫がまだ事故に会う前の家族4人の過去から始まり、次に事故後の家族が崩壊していくところが回想される。その後、ヒース・オスロへ拾われテロリストの訓練学校編へ。オスロの玩具として扱われ、また殺人兵器のようにも扱われていた。しかし、麻子たちがオスロのアジトへの強攻によりオスロの集団は解散させられ雄二も病院へ。ここで体験版で収録されていた章が入る。3章分が体験版に収録されていたようですね。この後も体験版の続きで師匠との山小屋生活のあたりの話が続く。ここらで麻子とJBとのHシーン。そして、この頃から体調が悪くなった麻子の代わりに雄二が任務に参加し始める。本格的に任務をしたいという雄二の意思によりラインセンスを取得しようとするが、資格を取得するためには最低限ガッコウの卒業資格が必要だった。そのため、雄二はアメリカへ渡り海兵学校へ入校することになる。ここで新キャラが何人か登場する。学校は前期、後期とあり後期の最後に戦地での実戦投入される。その、実戦投入された時のメンバー、ダニー、ミリー、ロビー、エディ、J少尉。この5人で構成された部隊がヤブイヌ小隊である。公式HPのキャラクター紹介のページで画像も公開されてる。こうして、ガッコウを無事卒業した後は日本へ戻りライセンス取得のために訓練校に通うことになる。しばらくしてから、バンクーバー国際空港テロ事件が起きる。その時にテロリスト集団が人質とした人の中にいた中学生と思われる少女。それが千鶴だった。次が15章目、迷宮では最後となる章です。師匠である麻子が死んでしまい、また雄二の生きる目標がなくなってしまう。その心の穴を埋めるため、雄二は一人で旅に出て様々なものを見ることでもう一度目標を見つけることができる。それが普通の学校へ行って「青春」をやり直すことだった。と、まぁ過去編はこんな感じで終わり。JBへの報告を終え寮へ帰宅途中に仕事の電話が入る。それは"特9"と呼ばれる最高司令で何事よりも優先すべき任務だった。雄二「9029」へ命じられた狙撃の任務。現場へ到着し狙撃すべきターゲットを捉えると、そこにはいるはずのない人間が・・ここでグランドOPが入り楽編へ続きます。感想「グリザイアの迷宮」雄二の過去編のお話ですが、見所は雄二がアメリカの海兵学校へ入港してからのところでしょうか。新キャラ達も登場してきてここが一番面白かったなと思います。プレイしている途中は所々ここは面白いなという場所があったのですが、最終章の最後の引きの部分を見てしまうと迷宮のお話には少し物足りなさを覚えます。やはり3部作の真ん中であるため、どうしても失速感があるのは仕方ないことですがこの雄二の過去を知ることで今後の展開が非常に面白くなると思います。果実で語られなかった伏線は大体回収されましたし、逆に楽園に向けての新たな伏線も貼られたような気がします。ヤブイヌ小隊のメンバーも楽園でまた出てくるでしょうし、雄二のためにメインヒロイン5人が力をあわせて行動するシーンもありそうなので楽園にはすごく期待できると思います。最終的な評価として、雄二過去編だけを見てしまえば前作の果実より盛り上がりにかけているなーという感想。けれど、果実で出た伏線もしっかり回収しているし知られざる雄二の過去もわかったので満足という感じです。言ってしまえば、「迷宮」自体がすべて「楽園」への導入部と捉えてもいいかもしれません。まだ、メインヒロイン5人のアフターストーリーも残っていますし、ショートストーリーの詰め合わせみたいなのもあったので楽しみです。みちる様の√は力が入ってるようなので更に期待です!あと、BGMはOPの「ワールドエンド」、飛蘭さんの歌っているグランドOPの「創世のタナトス」ともに最高です!果実のOPも飛蘭さんが歌っていたので期待していたのですが、期待通りすごく盛り上がれる熱い曲でした。雄二過去編のEDを飾る曲としてはベストマッチだと思います。 PR